基調講演・特別講演

8月31日(金)  9:00 – 11:40

ご挨拶

織田浩義

オートデスク株式会社 代表取締役社長
織田 浩義

基調講演

Future of Making – 創造の未来

米国オートデスク社

米国オートデスク社、ワールドワイド フィールド オペレーション担当シニア バイスプレジデント
スティーブ・ブラム(Steve Blum)

< スピーカープロフィール >
スティーブ・ブラムは、オートデスクのワールドワイド フィールド オペレーション統括者として、販売とお客様の成功に責任を担っています。ブラムは「本気で成功させる」意識をチームに浸透させました。これは、自信、決断、集中、そして忍耐を中心に据えた考え方です。チームにはお客様の成功をイメージして、それを成し遂げるための戦略や原動力を見出すよう指導しています。
ブラムは、チームが協力することで、成功に向けて本気で取り組み、大きな成果を成し遂げることができると確信しています。これはブラム自身が、テクノロジー分野での 30 年に及ぶキャリアを通して身をもって体験してきたことです。2003 年のオートデスク入社以降、フィールド部門のビジネス モデルの移行を主導し、大規模お客様向けプログラムを世界的に導入したほか、パートナー様の新体制の実施やオートデスク初のカスタマー サクセス部門の確立に尽力しました。オートデスク入社以前は、Parago, Inc 社、Mentor Graphics 社、Advanced Micro Devices 社、NCR Corporation 社で管理職を歴任しています。
ブラムは「営業一筋の」キャリアを歩んできたわけではありません。米国フロリダ大学で電気工学の理学士号を取得しており、エンジニアとしてキャリアをスタートしました。プログラマブル ロジック デバイスにおいて抵抗によるアンダシュートやオーバシュートを評価するテスト技術の開発で特許を取得しています。
出張の機会が非常に多く、オフィスやテキサスの自宅で過ごす時間よりも出張に多くの時間を費やしています。その一方で、子供たちに会うために夫人と飛行機で出かけるなど、家族との時間を作る努力もしています。社会人になった子供たちは、父にアドバイスを求めるようになっています。子供たちの体験を聞き、社会人として学び、成長していく様子を目の当たりにできる時間を大切にしています。
Industry Keynote

※講演者が変更となりました。
ニコラ マンゴン

米国オートデスク社、AEC インダストリー担当副社長
ニコラ・マンゴン(Nicolas Mangon)

< スピーカープロフィール >
ニコラ・マンゴンは、建設業界で 3D ビジュアライゼーションとビルディング インフォメーション モデリング(BIM)プロセスのグローバル展開を 25 年にわたって牽引してきました。マンゴンはフランスの Ecole Spéciale des Travaux Public’s Institution(私立土木産業学校)で土木工学と構造工学を学んだ経験豊富な構造エンジニアで、業界知識を革新的ソリューションの継続的開発に注ぎながら、建築家、エンジニア、協力会社がプロジェクトのライフサイクル管理を最適化できるよう尽力しています。
2016 年、建設業ビジネス ストラテジー & マーケティング担当バイスプレジデントに就任。建設 業界のクラウドへの移行を推進し、業務効率向上と関係者間やプロジェクト現場間の連携強化を図るという企業戦略を主導しています。マンゴンは、クラウド コラボレーションと BIMが建築の未来で中心的役割を果たすと強く信じています。
マンゴンは2003年に入社以降、Revit Structure のプロダクト マネージャー、BIM 業界向けRevit プラットフォームの開発、建設業界向け事業および戦略責任者、土木および天然資源採掘分野の事業拡大およびソフトウェア採用促進を歴任してきました。
オートデスク入社以前は、パリの Graitec 社で、構造エンジニアリング市場向けプロダクト マネージャーとして、ソフトウェア開発チームを率いていました。その後カリフォルニア州に移住し、プレストレスト コンクリート構造物の解析ソフトウェア開発を統括しました。
パリの私立土木産業学校で土木工学と構造工学の理学修士号、ル・アーヴル大学で水力学・流体力学を専攻する工学の理学修士号を取得しています。
スリナス ジョンナラガッダ

米国オートデスク社、製造業向け市場開拓戦略担当ディレクター
スリナス・ジョンナラガッダ(Srinath Jonnalagadda)

特別講演

平田 晃久 氏

建築家 京都大学教授
平田 晃久 氏

< スピーカープロフィール >
1971年大阪府に生まれる。1997年京都大学大学院工学研究科修了。伊東豊雄建築設計事務所勤務の後、2005年平田晃久建築設計事務所を設立。現在、京都大学教授。
主な作品に「桝屋本店」(2006)、「sarugaku」(2008)、「Bloomberg Pavilion」(2011)、「kotoriku」(2014)、「太田市美術館・図書館」「Tree-ness House」(2017)等。第19回JIA新人賞(2008)、第13回ベネチアビエンナーレ国際建築展金獅子賞(2012、伊東豊雄・畠山直哉・他2名との共働受賞)、LANXESSカラーコンクリートアワード(2015)、村野藤吾賞(2018)等受賞多数。著書に『Discovering New』(TOTO出版)等。また、バウハウス(ドイツ)、ハーバード大学(アメリカ合衆国)、Architecture Foundation(イギリス)等で講演。
そのほか、東京、ロンドン、ベルギーなどで個展、MoMAにて”Japanese Constellation”展(2016)を合同で開催。ミラノサローネ、アートバーゼル等にも多数出展している。
特別講演

鉄道車両のデザインー過去・現在・未来

南井 健治 氏

近畿車輛 株式会社 設計室 取締役 設計室長
南井 健治 氏

鉄道車両のデザインは、最近では大きな注目を浴びている。しかしいまだにデザインとは色と形であるという誤解がなされているし、きらびやかなもの、目立つものばかりがいいデザインだとも言われている。実際のところ、快適でデザインの優れた鉄道車両とはどのようなものなのだろうか。また、デザインという言葉は同じでも、公共性や安全性、地域限定性などにより、自動車や家電といった一般の消費財とは少し違った点もある。演者は1979年以来39年間にわたって車両デザイン・設計に携わっていて、国内のみならず海外向けの車両も多く手掛けてきた。そこで感じてきたことはなんであったか。 こうした事例を交えて、鉄道車両デザインの概要、海外向け車両における地域文化との共鳴などから、鉄道車両デザインの未来について語ることとしたい。

< スピーカープロフィール >
近畿車輛株式会社 取締役設計室長 京都市生まれ 1979年京都市立芸術大学卒業 近畿車輛株式会社入社 入社以来内外の車両デザインに携わる。 2015年より現職。(公社)日本インダストリアルデザイナー協会会員 レイルウェイデザイナーズイブニング実行委員長 著書に「鉄道車両のデザイン」(学研・2012)=2013年交通図書賞選定